島で人がつながり
島を未来へつなぐ
私たち新航丸は、定置網漁を中心とした漁業を軸としながら「100年先も暮らせる島づくり」を目指して島と人の「つながり」を生み出すことを大切にしています。
「島の魚が食べられる島の暮らし」を守りながら高島の魚をお届けし、漁業だけではない島の豊かさを分かち合うことでこの島や海を大切に思ってくれる存在が増えることを願い、事業に取り組んでいます。
定置網漁
(捕ってつながる)
島の恵みである高島のお魚が市場を通じてみなさまの食卓とつながる。
四季折々の魚が季節ごとに回遊する高島周辺の海を生かして、先々代の頃から50年以上にわたって環境負荷の少ない伝統的な「定置網漁」を中心に漁業を営んでいます。
「定置網漁」では海の中に網を仕掛け、その仕掛けた網を1日1回引き上げ、入ってくれた魚を捕まえます。7割程度は網を引き上げる前に逃げてしまうためお魚を捕りすぎることがないのが特徴です。
水産製品加工・販売
(つくってつながる)
島のお母さんが作るフライの美味しさは魚嫌いの子供が魚を好きになり、さらにこの島に来た時しか魚を食べなくなったというお話があるほど。
傷やサイズのふぞろいが原因で市場に流通させることが出来ない「未利用魚」を長年培った島のお母さんたちが長年培った知恵で美味しく調理し、加工品としてみなさまへお届けしています。
今まで食べてもらうことの出来なかったお魚を島ならではの美味しさと共に味わっていただけます。
ゲストハウス運営
(泊まってつながる)
この島や海をもっともっと好きになってもらいたい。
わたしたち新航丸の漁師が暮らす高島の魅力はお魚だけではありません。自然と人の営みによって作られた島ならではの豊かな時間や風景があります。
そんな島の暮らしを美味しいお魚と一緒にゆっくり楽しんでいただくため、空き家を利用してゲストハウス「番屋」を作りました。
この場所で過ごす時間を通して、この島や海とひとのつながりが増えることを願っています。
体験カフェ運営
(遊んでつながる)
唐津港から船で10分、離島・高島の玄関口で、あなたの島時間を彩るカフェ「cafe amu takashima(カフェ アム タカシマ)」。
漁師直営ならではの、獲れたての魚を使ったカジュアルな料理や、島をぐるっと1周まわる漁船クルージングなど、島ならではの自然を体感できるアクティビティを提供しています。
この場所で、島で暮らす人たちと島を訪れる人たちが出会い、 島の恵みを分かち合って、つながり合うことで、この島を未来へつないでいきたいと考えています。
ロゴマーク 「編む」
魚網の補修をする漁師たち、古くなった魚網でつくられた家や畑の囲い、
瓦がとばないよう固定する紐。
島の日常の風景には「網」があります。
新航丸の1代目がはじめた「漁業(魚を獲る)」。2代目がはじめた「観光業(人を島に呼び込む)」。
現代表の3代目・清美が「株式会社新航丸」としてはじめたのは「未来へ向けた海業」。
ロゴマークには、共に歩んできた漁業・観光業の2本の紐を編んで、未来へとつなぐイメージを込めています。
派生して、新たなつながりが生まれるたびに、紐が加わって編まれては、大きな網ができあがっていく、というイメージで「番屋高島」「cafe amu takashima」のロゴマークを作りました。